サラリーマンでもできる株式投資 実践編


こんにちは!オフィス・アクロスの中田です。
以前に投稿したブログで株式投資の基礎知識的なものはいくつかありますが
今日は実践編の内容になっております。

「株式投資に興味はあるけど、平日の日中は仕事で相場なんてずっと見てられないよ!」という方も多いのではないでしょうか。

実は私も、普段は会社員として働きながら活動している身。
わりと忙しい(自分で言うな、という感じですが笑)毎日を送っています。

そんな私が、日々の生活の中で実際にどのように株式投資と向き合っているのか。
今回は「サラリーマンでも無理なく続けられる実践テクニック」を4つご紹介します!

1. 夜の夫婦ミーティングで情報整理

我が家では、夜に夫婦で株の話をするのが日課になっています。

  • 「今日のうちの株価損益はいくらだった~」
  • 「この株、今○円やけど、もうちょっとで年初来安値らしい。もうちょい下がったら買う?」
  • 「そういえばX(旧Twitter)でこんな株の優待情報紹介されてたよ」
  • 「こないだ食べたあのお店、上場してないかな?」

こんな風に、その日の振り返りや日常の気づきをざっくばらんに話しています。
声に出して会話することで、頭の中の情報がすっきりと論理的に整理され、次の投資のヒントも見つかりやすくなります。

2. 仕事時間外の「スキマ時間」をササッと活用

日中ずっと株価のチャートに張り付く必要はありません。

私の場合は、始業前や昼休みのちょっとした時間に証券口座アプリを立ち上げて、気になるニュースや、狙っている株価の「気配(現在の注文状況)」をササッとチェックする程度です。
これなら、本業の負担になることなく情報収集ができます。

3. 「指値注文」の予約機能をうまく使う

仕事中に株価が動いても対応できない会社員の強い味方が「指値(さしね)注文」です。
あらかじめ「この金額になったら買う(売る)」と予約をしておく機能ですね。

前日の夜や、朝、昼休みなどに指値を入れておけば、指定した金額まで株価が動いた時に自動的に注文が成立します。

※私自身は、前日の夜に指値を入れておくことが多いです。
そして、朝の市場開始前の気配を見て「お、今日は少し様子が違うな」と思えば金額を修正することもあります。

4. 暴落タイミングまで「資金の余力」を残しておく

実はこれが地味に一番大切かもしれません。

ものすご~く絶好の買い時が来たのに、資金不足で買えないのは本当につらいものです。
日々の相場の中で割安なタイミングを狙うのは投資家としては普通のことですが、決して「無理には狙わない」のがマイルール。

全体の下落に引っ張られて、優良な株が安くなった時に買えるチャンスを待つ「忍耐力」が投資には必要です。いざという時のための資金(余力)を手元に残しておくことで、心にも余裕が生まれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

株式投資は、気合を入れて特別なことをするよりも、自分の生活ペースに合わせて「自動化できるところはする」「待つべき時は待つ」というメリハリが大切です。

日々の生活の一部として、無理なく論理的に資産形成を楽しんでいきたいですね。

以上、少しでも皆様の参考になりましたら幸いです!


【初心者向け】株式投資ってどう儲かるの?損するの?

3年間の値動きシミュレーションで解説!

「株式投資」と言われても、よくわからない人も多いと思います。

「どうやったら利益が出るの?」

「どうなったら損するの?」

今回は、そんな皆さんの疑問にわかりやすくお答えします!

株式投資の2つの利益(儲けの仕組み)

株式投資の利益には、大きく分けてインカムゲイン(配当収入)とキャピタルゲイン(売買収益)の2種類があります。

  • インカムゲイン(配当収入): 企業の業績が良ければ、利益の還元として株主に支払われるお金です。
    業績が悪くなると減らされたり、「今期は0円にします(無配)」など、企業によって様々です。
  • キャピタルゲイン(売買収益): 買った時の株価よりも、高値になった時に売った時の「差益」のことです。逆に安くなった時に売ると損失(キャピタルロス)になります。

では、実際に株を買ってから売るまでの値動きを、「5つの会社に投資して、3年後にすべて売却した場合」のシミュレーションで見てみましょう!

(※配当金は、その時の株価の年利2%程度が出ている設定とします)


投資スタート時(購入)

まずは、以下の5社に投資をしました。投資額の合計は169万円です。

  • A社: 3万円
  • B社: 10万円
  • C社: 6万円
  • D社: 50万円
  • E社: 100万円

1年後…株価はどう動いた?

1年が経過しました。それぞれの会社の状況を見てみましょう。

  • A社:30万円(購入時の10倍!)
    • 大化けしましたね!一気に10倍です。
  • B社:12万円(順調)
    • 少し増えましたね。着実な成長です。
  • C社:4万円(下落)
    • 買った時より業績が悪くなったようです。少し心配ですね。
  • D社:75万円(好調)
    • 順調に業績が伸びています!
  • E社:60万円(大幅下落)
    • 一番多く投資したのに、業績がちょっとイマイチなようです……。

3年後…いよいよ売却!

3年が経過しました。ここで全ての株を売却(利益確定・損切り)します。

  • A社:50万円
    • なんと買った時の約16倍になりました!大きな利益です。
  • B社:15万円
    • 1.5倍ですね。少しずつですが順調に大きくなりました。
  • C社:0円(倒産)
    • 残念ながら業績不振な上に債務過多で倒産してしまいました。株の価値は0円です。
      ※信用取引で倍率を効かさずの投資でしたので6万円の損のみです。
  • D社:100万円
    • 買った時の2倍になりました。良い感じですね!
  • E社:100万円
    • 1年目に大きく下がってヒヤッとしましたが、どうにかこうにか元ぐらいの株価に戻って、売買での損はしていません。


まとめ:トータルの損益はどうなった?

それでは、最終的な成績を「売買収益」と「配当金(※雑に各年株価の約2%として概算)」を含めて計算してみましょう。

会社購入額3年後売却額売買収益(キャピタルゲイン)3年間の配当金目安(インカムゲイン)トータル損益
A社3万円50万円+47万円約1.6万円+48.6万円
B社10万円15万円+5万円約0.7万円+5.7万円
C社6万円0万円-6万円約0.1万円-5.9万円
D社50万円100万円+50万円約4.5万円+54.5万円
E社100万円100万円±0円約4.8万円+4.8万円
合計169万円265万円+96万円約11.7万円+107.7万円

※配当金は各年の変動する株価の約2%×3年間として雑な簡易計算をしています。

最も重要な教訓:「分散投資」の大切さ

今回のシミュレーションで最も注目していただきたいのは、「C社が倒産して投資した6万円がゼロになってしまった」という事実です。

もし、あなたがC社1社だけに全額投資していたら、資産はすべて吹き飛んでいました。
また、業績が振るわなかったE社だけに投資していたら、3年間ハラハラした挙句、配当金しか手元に残りませんでした。

しかし今回は、特徴の違う5つの会社に「分散」して投資をしていました。

その結果、C社が倒産するという最悪の事態が起きても、A社の大化け(16倍)やD社の成長(2倍)がそのマイナスを完全にカバーし、最終的には「+107.7万円」という大きな利益を生み出すことができたのです。

「どうなったら損するの?」の答えは、C社のように企業が倒産・業績悪化することです。
しかし、「複数の会社に投資して分散する(卵を一つのカゴに盛らない)」という基本を守ることで、そのリスクを抑えながらトータルでしっかりと利益を狙うことができます。

これが、株式投資における基本でありながら王道の考え方です!
ふんわりとでもイメージをつかむ事ができたと言って頂ければ幸いです。


賢い新NISAの使い方

【ロジカル投資術】新NISAを「なんとなく」で終わらせない、賢い資産の振り分け戦略


1. 新NISAの基本:最強の武器「非課税」を最大化する

新NISAの最大の魅力は、何と言っても投資で得た利益(売却益や配当金)にかかる税金が一生涯ゼロになることです。
通常、投資で得た利益(売却益や配当金)には、約20%(正確には20.315%)の税金がかかります。

通常、10万円の配当をもらっても手元に残るのは約8万円ですが、NISAなら10万円まるごと受け取れます。
この「消える2万円」を確実に守ることが、新NISA運用の第一歩です。


2. 「配当」と「優待」の賢い住み分け戦略

ここが「賢い使い手」の腕の見せどころです。

結論から言うと、「高配当銘柄はNISA、優待銘柄は特定口座」という使い分けが非常に合理的です。

  • 高配当銘柄をNISAで買う理由:配当金は受け取るたびに約20%が自動で引かれます。これをNISA口座で持てば、そのコストを確実に回避できます。
  • 優待銘柄は特定口座を使う理由:株主優待(クオカードや商品など)は、配当金のように受け取り時に税金が自動で引かれる(源泉徴収される)ことはありません。
    ※株主優待は雑所得扱いなので・・・、現状グレーゾーンでしょうか💦

つまり、限られたNISA枠は、なるべく配当金が多い(税金も多い)銘柄に使うのが、システム的に正しい選択といえます。

かつての旧NISAでは、5年間の期限内に売却益(キャピタルゲイン)を狙う必要がありましたが、新NISAは永久非課税。
だからこそ、じっくり配当を受け取り続ける『インカムゲイン狙い』の枠として最適化できるのです。


3. 知っておかないと痛い目を見る「NISAの落とし穴」

メリットばかりに見えるNISAですが、デメリットも当然存在します。
「知らなかった」が通じないのが投資の世界。
すぐに思いつくものとしては下記のようなものがあります。ご承知おきください。

項目注意点
損益通算これが最大の注意点です。特定口座ならA株で負けてもB株の勝ちと相殺できますが、NISAでの損失は「なかったこと」にされます。
※マイナスを確定させると「ただの損」になります。
取引手数料主要ネット証券(SBI、楽天など)はNISAでの取引手数料が無料になっていますが、証券会社によっては手数料がかかる場合があります。
非課税枠の再利用生涯での上限もありますが、短いスパンとしても年間の投資枠には限りがあります。銘柄選びは慎重に。

NISAは素晴らしい制度ですが、取引枠が限られている為、デイトレードやスイングトレードなど頻繁な取引には向きません。
非課税という事だけでなく、頻繁に売買する可能性がある銘柄は特定口座を利用しましょう。


4. つみたて投資枠は「ブランド」ではなく「コスト」で選ぶ

つみたて投資枠は投資信託から選ぶことになりますが、ここで「人気ランキング」だけで選ぶのは禁物です。

自分自身で納得した上で投資することは基本として・・・、
注目すべきは「運用管理費用(信託報酬)」になってきます。
似たような名前のファンドで費用が全然違うものもあります。
しっかり確認しましょう。

運用の成果(リターン)をコントロールすることは誰にもできませんが、コストを最小化することは可能です。
基本的には、信託報酬が最安水準のファンドを選ぶのが、長期投資の鉄則です。


まとめ:自分だけの「最適解」を構築しましょう

NISAは単なる貯金箱ではなく、戦略次第でパフォーマンスが変わるシステムです。

使えるお金は限られています。
「どこで税金を引かれ、どこでコストが発生しているか」を冷静に分析して、自分にとって最適なポートフォリオを組み上げましょう。


ほったらかし投資(その後2025年末)

「毎日100円」という小さなしずくも、6年という月日を重ねることで、確かな潤いをもたらす大きな貯蓄へと育ちました。

2020年1月にスタートした投資信託の「毎日100円積立」。
2022年11月にも一度その経過をお伝えしましたが、2025年12月末を迎え、さらに月日が流れた現在の姿をご紹介します。

まずは、約3年ほど前の2022年11月時点の様子です。
2022年11月
当時はまだ利益も控えめな印象でした。

そこからさらにコツコツと、雨の日も晴の日も変わらず積立を継続した結果、2025年12月末にはこのような景色に変わりました。
2025年末
6年間での1ファンドあたりの積立金額は146,100円。
毎日100円という、生活の中では何気なく使ってしまいそうな少額でも、時間を味方につけることで、まとまった安心感のある金額へと成長しました。

表示されている評価損益(プラスの利益)をご覧いただくと、ゆっくりと、しかし着実に資産が「育っている」ことを実感します。

投資というと、どうしても「大きな資金が必要なのでは?」と身構えてしまうかもしれません。
ですが、まるで庭に種をまき、毎日少しずつお水をあげるように、無理のない範囲で長く見守り続けることが、何より大切だと改めて感じさせてくれる結果となっておりました。

新社会人の皆さまや、これから資産形成を考えている方にとって、この「コツコツ」の力が何かのヒントになれば幸いです。

ほったらかし投資2025末

※なお、こちらの投稿はあくまで運用の経過をお伝えするものであり、特定の投資信託や運用手法を推奨するものではございません。
投資にはリスクが伴いますので、ご自身の状況に合わせて慎重にご検討ください。

株式投資のコツ(基本編)

株式投資をこれからはじめる方や、改めて基本に立ち返りたい方に向けて「株式投資の基本となるコツ」をまとめました。

株式投資は数字のゲームだとかギャンブルと思われがちですが、実は「準備」と「メンタル」が勝敗を分けます。
長く、賢く株式投資を続けるためのポイントを整理してみましょう。


1. 最初に守るべき「3つの鉄則」

大ケガをせずに投資を続けるために、まずは以下の3点を徹底しましょう。

  • 信用取引はしない: 自分の持っている以上のお金を動かすのは、初心者にはリスクが高すぎます。まずは「現物取引」で、自分の身の丈に合った投資を。
    (参考程度の話として、信用取引は持っている資金の約3倍まで取引できます)
  • 生活資金には手を出さない: 翌月の家賃や光熱費・食費を投資に回すと、少しの値動きでパニックになります。
    無くなっても良いお金などありませんという話は置いておいて・・・、とことん最悪パターンでも「なくなっても生活に支障がない余剰資金」で戦うのが鉄則です。
  • ネット証券を活用する: 手数料の安さとツールの使いやすさは、ネット証券が圧倒的です。無駄なコストを削ることも立派な投資戦略の一つです。

2. 投資の前に「用意しておくもの」

いきなり注文ボタンを押す前に、まずは足元を固めましょう。

準備するもの内容とポイント
投資資金生活防衛費を除いた「余剰資金」。
各種口座証券口座はもちろん、スムーズに入金できる銀行口座との連携も忘れずに。
購入候補の銘柄リスト株式投資を始めたら「買いたい」と思う会社をリストアップしておきます。
操作知識注文ボタンの押し方もわからないのは論外。各種証券会社のツールにはログインして操作感を確認しておきましょう。

3. 何を参考に選べばいい?

上記で作成したリストを眺めつつ「どの株を買うか」を考えましょう。
まずは以下の2点に注目してください。

  1. 銘柄(会社)の情報と値段: リストの中から特に応援したい会社や成長しそうな会社を探します。(証券会社の提供ツール・会社四季報・株式投資情報サイト等を参考)
    私的には初心者のうちはなるべく自己資本比率の高い会社を選ぶと良いと思います。
    なお、予算オーバーの銘柄は潔くリストから外しましょう。
  2. チャート(過去の履歴): 過去にどんな動きをしたかを確認します。
    山と谷を知ることで、今の価格がどの位置にあるのかが見えてきます。
    私の経験上、中途半端な株価での購入が1番失敗しやすいです。

4. 成功を引き寄せる「4つの要素」

投資の世界は誰のせいでもなく、自分自身の判断が全てです。
準備が整ったら、最後はあなたの「資質」が問われます。

🕘 タイミング

どんなに良い株も、買う時期が悪ければ苦戦します。焦らず、自分の決めたタイミングを待ちましょう。
もし業績に関係無い暴落タイミングであれば、それはチャンスかもしれません。

💪 勇気

「ここだ!」と思った時に注文ボタンを押す勇気。
そして、想定外の動きをした時に損切りをする勇気。投資は決断の連続です。

💰 入金力!

ここで言う入金力とは、単なる年収の多寡ではありません。
ここぞというチャンスが来た時に、投資に回せる余剰資金を常に確保していること」です。
買いたいのにお金が無い・・・。本当に悔しいです。
余裕ある資金が、チャンスの際に大きな利益を生み出します。

🧘 穏やかな心

株価は日々上下します。一喜一憂して夜も眠れないようでは本末転倒です。
相場が嵐のような状況でも値動きを楽しめるような「穏やかな心」を持つことが、最大の武器になります。


まとめ

株式投資は、正しい準備と冷静な心があれば、決して怖いものではありません。
まずは小さく、そして長く。
自分のペースで楽しみながら「投資の波」を乗りこなしていきましょう。

もし具体的な銘柄の調べ方や、証券会社の選び方についてもっと詳しく知りたい場合は、いつでもご相談くださいね。