株式投資を長く続けるために、あえて「マイナス」を経験しておくべき理由
新しく投資を始めた方や、順調に資産を増やしている方にこそ、伝えたいことがあります。
それは、投資を長く続ける上で一番大切なのは「マイナス(含み損)の痛みを知っておくこと」だということです。
身体が震えるほどの「痛み」は、知識だけでは補えない
想像してみてください。
持ち株が急落し、画面上の数字が大きく削られていく瞬間を。
- そわそわして、仕事も手につかない。
- 食欲が全くなくなる。
- 胃が締め付けられ、吐き気すら覚える。
どの程度の金額でそうなるかは人それぞれですが、投資の世界で長く生き残る以上、こうした「大きなマイナス」に直面することは避けて通れません。
もちろん、その時に「損切り(マイナスを確定)」をするのが正解なこともあれば、「じっと耐える」のが正解なこともあります。
しかし、今回お伝えしたいのは手法の正解・不正解ではありません。
「その時、自分の心と体がどう反応するか」を実体験として知っていること、それ自体に大きな価値があるのです。
「知っている」と「経験している」の間にある深い溝

私たちは、幼い頃から多くのことを教わります。
- 「熱いものに触れたら火傷(やけど)をするから危ない」
- 「包丁を素手で握ったらケガをするから危ない」
- 「水に溺れたら苦しいし、死ぬかもしれない」
これらは「知識」として知っていれば、ある程度の回避はできるでしょう。
しかし、本当の意味での「危なさ」や「痛み」、そして「どう対処すべきか」は、実際に経験してみないと分かりません。
何の前触れもなく火傷をしたり、目の前が真っ暗になるような絶望に襲われたとき、未経験の人はパニックに陥ります。
そして、パニック状態での判断は、往々にして最悪の結果を招きます。
未来のあなたを助けるのは「過去の自分」
投資の世界も全く同じです。
自分の思い通りに相場が動かないとき。絶望して投げ出したくなるとき。
そんな極限状態であなたを助けてくれるのは、誰かのアドバイスでも最新のニュースでもありません。
「かつて同じような苦しみを乗り越えた、自分自身の経験」だけなのです。
「あの時も吐き気がしたけれど、なんとか乗り越えられた」
「自分の許容範囲はこのあたりなんだな」
こうした実体験に基づいた自己理解こそが、相場の荒波の中であなたを繋ぎ止める「命綱」になります。
マイナスを経験することは、決して失敗ではありません。
それは、投資家として長く、強く生き残るための不可欠なトレーニングなのです。
好きこのんでマイナスを経験したくはありませんが、そういった出来事を乗り越えていくと、逆にチャンスだ!と、、、思ったりもしますし、さらなる下落もあります。。。
いろんな局面を楽しめる精神的ゆとりを持っていきたいですね。